パラグアイに行こう・ブログ

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パラグアイで生活をしていて生活レベルの高い人はパーティーが大好きで豪邸に住み大きな自動車に乗り豪華な生活をしています。バカンスはマイアミにというのが富裕層の人の感覚です。何でも全てが米国が理想、留学も出来れば米国の大学に行きたいと考えている人が多いのは確かです。何故なのか余り理解出来なかったのですが、あるパラグアイ生まれの人からこれは「パラグアイ人はハリウッド映画の生活を理想としているからだ」というのです。日本など自国で映画やドラマを制作している国ではテレビや映画等に出て来る生活は現実離れしている場合が多く、実際に日常というのは映画のようでは無く地味で同じような毎日の繰り返しで在る事を理解しているものですが、パラグアイでは自国でドラマや映画がほとんど制作されず、たまに出て来てもマーケットに住む貧困層が主人公というようなもので憧れを抱くような世界を描いてはいません。

パラグアイの富裕層はハリウッドの映画を見て育ち楽しく、明るく、豪華なアメリカンライフに憧れを抱くようになり、映画の中の世界を実現する事に意欲的であるというのです。確かに米国の一部の富裕層そして映画俳優、スポーツ選手などは高額な所得を得てビバリーヒルズなどに住み豪華なパーティーを頻繁に開催するような暮らしをしているのかも知れませんが、多分大多数の米国人は多くの日本人と同様に質素に同じような毎日が続く日常が続く暮らしていると思いますがそこは余り理解していないようなのです。言われてみますとパラグアイ富裕層のパーティーは映画のようで、豪華なものになりますと映画を超えるとと感じる事もあります。豪華なパーティーを行って休暇は豪華なクルーザーで楽しんでいるという生活を理想としているようなのでしょう、従ってパラグアイ人のフェイスブックはパーティーの様子で溢れています。

米国で暮らしたい、米国の大学に行きたいと言っているのもハリウッド映画の中の世界で暮らせると考えているからのようです。実際に行きますと想像とはかなり異なる現実にぶつかりますが見えっ張りな多くのパラグアイ人は自国に留まっている友人達には如何に映画のようなアメリカンライフを楽しんでいるかという情報を発信し、なかなか実際の生活が見えて来ないというのです。しかしながら先進国に憧れている、米国に劣等感を持っているのでは無いと思います。日本において戦後テレビで米国のホームドラマを見て日本人はその豊かなライフスタイルに驚き自分達の生活水準を引き上げる事に熱心であったようにもっと単純にアメリカンライフを実践しようとしているのだと思います。

大きな問題としては欧州や日本が理解されていないことが挙げられます。パラグアイのテレビでは米国の映画・ドラマが中心で欧州や日本の情報はほとんどありません。日本に関してはハリウッドの映画に出て来る珍奇で変な国という印象しかないでしょうし、欧州ですら米国の欧州観、例えば英仏独などは古臭くて気難しい人達というイメージが固定している事です。パラグアイでは教育が重要と叫ばれていますが世界に関して実態をしっかりと教えて行く事は難しいでしょうが大切な事で在ると思います。

パラグアイについて考える

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パラグアイ人のエリートに対する見方はどのようなものなのでしょう。まず日本の場合を考えてみますと日本人のエリートに対するイメージは多分「一流大学を出て中央官庁もしくは一流企業に勤務いしている人」というようなものでしょう、そこに行けばエリートが集団を作りお互いに競い合いながら高度な業務をこなしているというようなものでしょう。一流大学も一流会社も特に定義があるわけではありませんが、メディアなどを通じてある程度序列化が進み、社会的な勝組と見なされ若い人達はエリートになる事を目指しているのでしょう。昔と比較しますと大分緩和されたとは言え激しい受験競争があるのはエリートを目指す戦いが存在するからなのでしょう。一旦、エリートとなりますと自他ともに意識し、日常の行動にも節度を求められ、毎日を切磋琢磨しながら生きて行くというイメージがあります。このエリートの概念には収入との大きな関連は無く、あくまで社会的な立場が重要であるよに思います。エリートを目指すのは社会的な勝者を目指しているもので、当然社会的な地位が高ければ収入も多くなりますが金銭はどちらかと言いますと副次的なもので、金が目的では無い点が少々特殊なように思います。

パラグアイは貧富の差が大きい国ですので社会的な勝者と敗者がはっきりと分かれていると言えます。金持ちと貧乏という概念は国民誰もがはっきりと持っていますが、エリートと非エリートという概念が無いように見えます。一つにはエリート集団が無い事が挙げられます。大企業が存在しないので雇用されているサラリーマンでエリートという層が存在しません。パラグアイでは激しい受験競争は余り目立ちません、確かにアスンシオン大学医学部のように受験競争が激しい場合はありますが、どちからと言いますとこれは例外であり、私立大学など大体の場合にはそれ程激しい競争はありません。そもそも日本で考えるようなエリート集団が存在しないので目指すモチベーションが無いようです。官庁も日本のような定期採用は無く、どちからと言いますとほとんどが縁故採用という感じですので個々では能力の高い人が居ますが優秀な人が集団を作っているという印象ではありません。これに対して金持ちと貧乏人の差は歴然としていて、大人になるに従い自分がどちらの層に属しているのかはっきりと分かります。都市部と農村部との格差は大きいものがあり、都市の中でも富裕層と貧困層の格差は大きいものがあります。貧困層の多くの人はこれは運の問題で富裕層は楽をして金持ちになっていると考えているように見えます。確かにある程度生まれで将来の所得が決まり、また貧困層の人が富裕層の生活を見る場面は運転手もしくはお手伝いさんというような職業でしょうが、そこでの富裕層の人は確かに楽をしている事でしょう。富裕層の人はそのような人には自分の重要な部分は見せないでしょうし、また見せる必要もないからで主にオフタイムの時間にこのよう人達と一緒に居る事が多いと考えられます。オフタイムしか見ないのでこのような人達は「自分達は一所懸命働いているのに雇用者はぐうたらしている」と考える事でしょう。

ではパラグアイ人に「エリート」というのはどのような人なのか尋ねるとどのような答えが返って来るのでしょう、「大きな牧場と幾つかの企業を所有し、センテナリオのような有名クラブに所属し高級車を数台所有し、ブラジルもしくはウルグアイの海岸に別荘を持ち年に数回はマイアミに出掛ける人」というようなものでしょう。そこには努力して得るものという概念が無く世襲で生れ付き得られるものというイメージがあります、これはエリートでは無く金持ちのイメージでそもそもエリート層というものが存在しないので想像が出来ないというのが正しいのでしょう。不幸にもそのような恵まれた境遇に生まれなかった大多数の人達は不平不満を口にしながら何も努力もせず、神から降って来る幸運をただ待ち、時には政府に文句を付け、「自分達にも何かくれ」と要求を言うだけという事になります。このような意識の人達に何かを与えてもそこから生まれるものは無く余り効果は期待出来ないのかも知れません。その中で向上心のある人は特殊な技能、職種に付き立身出世を目指します。能力の高い人は猛烈に勉強をし、特に優秀な人は本当の意味でのエリートを目指して国外に行くケースもあるようです。また苦学を続け官庁や企業等で能力を発揮し社会の下支えとなっている人も多く居ます、確かに最近はこのような人達がかなり増えて中間層を築き始めているように見えます。また中には自分の不遇な生まれから社会に対する復讐心を抱く人も居て、プラス思考で社会に貢献する事を目指すのでは無く悪徳弁護士や賄賂をせびるような警官になるというケースもあるように見えます。

貧困から抜け出す、社会のレベルを上げて行くにはしっかりとしたエリート集団を築く事が重要なファクターではないかと思います。日本が明治維新以降、発展をを遂げたのは若い人にエリートのイメージを植え付け、努力をすれば誰でもエリートになれると競争をさせた事にあるように思います。明治の高級軍人には外様の藩の人が数多く居ますし、試験を突破すれば誰でも高級官僚の道が開けていました。出自を問わず能力があれば登用する事で日本は発展を遂げて来ました。パラグアイでは人口が増加し経済が大きくなり次第に社会が熟成して来ています。現在育ちつつある中間層がその活躍している企業、官庁の中でエリート集団を形成し、本人達がやりがいを持ち、業務の成果が社会に見える形で示す事が出来、それに伴う安定した収入を得られるようになればモチベーションが出て、若い人の多くの人が勉強をし、社会が活性化するのではないかと期待しています。金持ちになりたいという意識をエリートになりたいという気持ちに変える事が出来れば社会はより活性化するのではないかと期待しています。







パラグアイの人にとってサッカーは生活の一部になっているように見えます。南米全体にサッカーが大好きでサッカー無しでは語れない状況と言えますが、北部ベネズエラ、コロンビアでは野球がありますし、ブラジルではバレー、アルゼンチンではラグビーも盛んで世界的なレベルになっています。ここパラグアイではサッカーだけで他に目立つスポーツと言いますとゴルフ、テニスで時々世界的なプレイヤーが出ますが、これは個人のスポーツであり、特殊な人達のものと言えます。サッカーは国民全体に支持されている唯一のスポーツであり、これ以外の球技は実質的には無いも同然、世界のレベルからはほど遠いのが現状と言えます。

サッカーに関しては以前からある程度の力はありましたが、最近は安定して来ているように見えます。ワールドカップはフランス、日韓、ドイツと3大会連続の出場、これは何でもアルゼンチン、ブラジルに次いで三ヶ国目なのだそうで、快挙と言えます。また、アテネオリンピックではアルゼンチンと共に南米代表として出場し、南米代表の二ヶ国で決勝を競い、銀メダルを獲得しています。実績から見ますとサッカーに関しては世界のトップレベルと言えます。

子供から大人まで集まりますとサッカーに興じます。ある程度の規模の会社になりますとメーデーの日は従業員慰労の日としてアサード(肉料理)を用意して楽しみますが、大体サッカーと一緒に楽しむ事が多いようです。テレビでスポーツと言いますとすなわち「サッカー」という感じです。男の子の多くもサッカーが大好きでサッカー選手になりたいというのが多くの男の子の希望のようです。実際に貧困層が貧乏から抜け出る最大のチャンスと言えます。サッカーのプロは多重構造になっており、一部から地域リーグまであり、多くの若者が夢を追っています。大半は夢のままで終わってしまうのでしょうが、突出した選手は上部リーグに駆け上がり、一部リーグで活躍すればアルゼンチン、ブラジル、メキシコ、更には欧州で活躍する道が開けます。

ワールドカップは国別対抗戦で、ファンが熱狂する大イベントですが、多くの選手やサッカー関係者にとっては選手の品評会でもあります。パラグアイを始め南米の選手の多くはここで活躍して自分の価値を高めて売り込むのが目的となります。チームの勝利よりもまず自分のアピール、南米のチームが実力がありながら負ける時にはチーム内での揉め事が原因の場合が多いのですが、一人が目立ち過ぎるとボールが来なくなり、相手に利する事となり負けてしまうのです。欧州で開催する時に南米が優勝出来ないのは欧州のクラブチームに自分を売り込もうとする気持ちが強くなり過ぎるからなのかも知れませんね。ワールドカップの時にはパラグアイは半分休暇状態になります。欧州で開催される時には大体勤務時間と重なりサッカーが気になって仕事に身が入りません。パラグアイの試合の時には完全に国がストップします。国全体が仕事をストップしてテレビ観戦をします。ただ、仕事をする者にとっては頭の痛い事です。この期間は効率が落ちる事を念頭に入れて仕事の計画を立てる必要があります。

ただサッカーが国民全体から好意を持たれているとは限りません。日本ではサッカーと言いますと洒落たスポーツという印象がありますが、南米では庶民のスポーツという見方が一般的です。表には余り出しませんが、嫌悪感を抱き貧乏人の下品なスポーツと見ている人も少なくありません。また女性で関心を持たない人も多いのが特徴で、あれは男どもの野蛮なスポーツと看做しているようです。それでも全体的にはサッカー一色なので、相手がどこのチームのファンなのか知っている事は重要です。多くは二つの人気チーム「セロ」と「オリンピア」のファンなので、若者が来ますと「セリスタ:セロのサポーター」か「オリンピスタ:オリンピアのサポーター」か聞くようにしています。打ち解けて話をするにはサッカーの話題から話を始めるのが手っ取り早いように感じます。
パラグアイサッカーはアルゼンチン、ブラジルと互角に戦う南米の強豪としてワールドカップには三大会連続の出場を果たしています。

フランス、日本大会ではあのチラベルがキーパーでしたが、今回のドイツ大会、予選でずっと「1」を付け守護神としてパラグアイ快進撃を支えたのはフスト・ビジャールです。

キーパーとしては身長が低く、見た目にもチラベルのような迫力も威圧感も無いのですが、抜群の判断力と瞬発力には定評があり、「守りのパラグアイ」の伝統の中心として活躍しました。ドイツの本大会では最初のイングランド戦で試合開始早々にアクシデントに見舞われ、パラグアイはその後は正キーパー不在の戦いを強いられる事になりました。「ビジャールさえ居れば展開は違っていたかも知れない」と考えるパラグアイ人も多かったと思います。

このパラグアイでは誰でも知っているスパーヒーローが本日会社に来ました。最初に紹介された時には誰だか分かりませんでした。ほっそりとした穏やかな笑顔の好青年、テレビでゴールを死守する姿とは全く異なりました。

会社は騒然として皆仕事を中断してこのヒーローの周りに集まって来ました。しばらくは撮影会になってしまいました。勿論当方もカメラを取り出してパチリと写したのが下記の写真です。

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