パラグアイに行こう・ブログ

パラグアイに行こうのブログです。

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--.--.-- --:-- | スポンサー広告 | トラックバック(-) | コメント(-) |
4月20日に行われる大統領選挙まで残すところ、残り1ヵ月となりました。与党内の大統領候補の予備選では不透明な面があり、与党・赤党が一丸となっているとは言い難い状況にあり、予断を許さない形勢になっています。有力4候補の内、ファドゥル候補は余り人気が無く脱落という感じで、残る3候補の熾烈な争いとなっています。

有力紙の世論調査を並べてみますと各紙ともルーゴ候補の優勢を伝えています。追うオビエド候補、与党・ブランカ候補はほぼ横一線という情勢です。

2月末~3月上旬に行われた各紙世論調査

- ウルティマオーラ ABC  ナシオン ICA
- - - - -
ルーゴ 37.90% 39.00% 34.80% 31.90%
オビエド 29.70% 21.50% 23.00% 24.90%
ブランカ 29.60% 21.10% 28.90% 27.50%
- - - - -
合計 97.20% 81.60% 86.70% 84.40%


なお、前回の選挙で当選した現ニカノル・ドゥアルテ大統領の得票は37.1%です。

ここ数回の大統領選挙を見ていますと与党赤党は組織力を生かし、作戦としては他に有力な候補を二人立てさせて(青党系・独立系)それを上手に操り、最終的には40%、30%、30%の得票として勝利を得るというのが基本戦略のように見えます。今回もオビエド、ルーゴ候補を出して4:3:3にする作戦と見ています。ただここに来て世論調査の結果からみますと40%に迫っているのはルーゴ候補になっています。与党選挙対策関係者の思惑としてはこの時点くらいにはブランカ候補がこのくらいの割合を取り取り逃げ切る作戦であったのが誤算が出ています。

ここまでの今回の選挙の特徴を記しますと、
(1)別に候補を立てると見られていた青党が独立系のルーゴ候補と結んだ
(2)与党候補も毎回前政権との違いを出し「改革」を唱えて成功して来たが、今回はニカノル・ドゥアルテ政権の継続を全面に打ち出し、ニカノル・ドゥアルテ院政の印象がある
(3)本来赤党の地盤である保守的な農村部をルーゴ、オビエドが支持を伸ばしている
(4)毎回出て来る知的で企業家の有力候補が居ないのでインテリ層・企業家層が不動化している。前回この層から支持を受けたファドゥル候補は今回は数パーセントの支持率に留まっている。

残り1ヵ月でどのように情勢が変化するのか、赤党が組織力を生かしあらゆる手段を講じて勝ちに行くのか、再度の合従連衡が起きるのか、注目です。半世紀以上与党赤党が政権を握り、それなりに安定して来たパラグアイ、もし与党が負けて政権後退が起きると何がどうなるのか全く想像出来ないというのが本音です。

これから一ヶ月でどのように支持率が変化するのか、多くの人が誰に投票するのか決めかねている状況であり、まだ誰が本当に勝利するのか分からい情勢です。赤党内では優勢に選挙戦を進めていないとの認識から危機感があり、指名争いを激しく争ったカスティグリオーニ氏がオベラル支持に廻るのかがポイントです。実際には変化を求めない保守的な人も多いのが実情であり、候補者が誰であれ赤党候補に投票する人も多いと思われます。ただ与党赤党が勝利した場合においても僅差の勝利となり、過半数獲得は難しいでしょう。党内は分裂したままであり、オベラル女史の求心力は未知数であり、また選挙に際して多くの約束、空手形を発行すると思われるのでポストなどの分配に手間取る事があると思います。政治的に指導力を発揮して国民の期待に直ぐに対応出来ない場合には難しい政治局面となる可能性もありえます。


人気blogランキングへ
FC2 Blog Ranking

paraguay-001.gif
パラグアイに行こう・ウェッブサイト(本家)



スポンサーサイト
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。