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新政権は周辺国の厳しい反応に手を焼いています。国民多くの本音はルゴ氏が大統領職から退いてほっとしているというものでしょうが、南米の周辺国はこれを認めてしますとそれぞれの国で今まで築いて来た大統領への権限を著しく損なうとして反発しています。パラグアイの民主主義がまだまだ未成熟で政治に不慣れな者を選択してしまう段階にある、他の南米諸国では経験して乗り越えて来た段階に未だに留まっている事が要因でしょう。民主主義の定着には苦い経験する時間が必要なのでしょう。ブラジルでは1992年にコロール大統領が弾劾されましたが休職中に辞任して政権交代が実現しています。弾劾が確定した時点で自らルゴ氏が辞任すればここまで騒ぎにはならなかったでしょう。周辺国は手続きを問題視しており、ルゴ氏を積極的に支持している訳では無く、同じような事が自国で起きる事を懸念しているのでしょう。これを受けてルゴ氏は国際社会が自分を支持しているとして表に出て自身の正当性を主張しており更に混乱を深めるのでは無いかとの懸念が広がっています。パラグアイに住むブラジル人はブラジル政府に対してフランコ新政権を支持するよう要請しているようですが、パラグアイの生命線と言われるパラグアイ川の航行を止められる事態も想定されフランコ政権は最初から厳しい対応を迫られています。ここを乗り切れるのか手腕が試されています。

なぜ今ルゴ氏を外す必要があったのか任期が来年の8月15日までですので残り1年と2ヶ月しかないので今やらなくても良かったのではないかとも言われています。巷では就任数ヶ月後からルゴ氏はもう持たない辞任するのでは、亡命するのではと囁かれていました。癌が見つかった時には健康上の理由として退陣するのではないかという観測もありました。治安が次第に悪化し北部ではゲリラが活動を行う等一般市民にとっては余り良くない兆候が出ており、大統領選挙と同時に行われる上院・下院議会選挙においても現職の大統領の強みを生かして左翼的な政党が台頭するのでは無いかと心配する人が多く居たのも事実です。

アルゼンチンに続きウルグアイ、ブラジル、チリも大使の引き上げを決めました。ヴェネズエラは石油の供給を停止すると通告しています。メキシコとペルーは自国の大使を呼び寄せ対応を協議するとしています。中南米周辺諸国の反発は新政権の予想を遥かに超えるものであり、対応に苦慮しています。メルコスール議会もクーデターと看做し態度を硬化させています。新政権としては周辺諸国に外交ミッションを派遣したいところですが、周辺諸国の強硬な姿勢を見ていると直ぐに派遣するのは難しいかも知れません。ルゴ氏を支持するしないではなく、今回の議会のやり方自体への批判が広がっています。一ヶ月くらい前に議員が自由に使える政策費を大幅に増額する法律が議会に提出されそれに反対する学生等市民が国会前で抗議を行い取り下げたという事件がありました。国民の議会への不信感、政治への不信感が根底にあり、問題を複雑化しています。来年まで待たずに早急に選挙を行い新たに大統領を選出するように周辺諸国から圧力を掛けられるかも知れません。パラグアイは内陸国であり孤立しては生きていけないだけにどのようにこの事態を解決するのか注目されています。

昼近くにはセントロでは民主主義を求める抗議集会が行われテレビで中継されています。田舎の農民たちでは無くどちらかと言いますとインテリの若者、それに政権が代わると失職する恐れの在る公務員等が中心となりクーデターには反対、独裁反対、民主主義を守れとの主張です。ある者は何故広場前の建物の屋上に狙撃兵を用意していたのか問題視していました、最後は力で抑え込もうとしていたのでは無いかという訳です。要するに筋を通せという主張です。ただアスンシオン市内は平穏で普通の日曜日と何ら変わらない雰囲気です。ルゴ氏は来週アルゼンチンのメンドーサで開催されるメルコスールの首脳会議に出席すると表明しました。また在パラグアイのブラジル人は農場主を中心に土地無し農民の不法占拠に悩んでおり、ブラジル政府に新政権を認めるように嘆願するようです。


昨日の満面の笑顔から一転、窮地に立ち困惑の表情のフランコ大統領の写真が掲載されています。タイトルは「大使が去り、メルコスールへの参加を差し止められパラグアイへの圧力が増している」とあります。週末が終わり明日から平日に戻りますがどのようにこの事態を打開して行くのか、ブラジルは内政には干渉しないという立場なので南米の中心国ブラジルの承認を取り付ける事が一番でしょう。

夜になりセントロなど市内を一周して来ましたが特に変わったような様子も無く何時もの静かな平和な日曜日でした。金曜日には皆の注目が集まっていた国会前の広場には誰もおらず静かでした。ただ唯一人が多く居たのはアルベルディ通りの50メートル程で数百人の人が集まりテレビを通じて議会の不法性を訴えている集会が開催されていたのが唯一の目立った点でした。午前中から夜に至るまで議会に抗議する人達の演説が続いています。


2012年政変(ルゴ大統領からフランコ大統領へ)





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